講義の休講を利用してディズニーランドに行ってきました。


特にディズニーファンではないのですが、行けば毎回結構楽しみます。場所柄行くときはたいてい女性とだから、というのもあるかもしれません。・・いや、やっぱり日常を少しだけでも忘れられるのがディズニーリゾートの魅力だと思います。


とりわけ、ここFloridaのDisney Worldは、世界で2つ目(元祖はCalifornia)なんだけど、Disney以外のものはほとんど何もない所で、空港の外に出るともうそこは別世界、という感じ。


なんでも、カリフォルニアのDisneyワールドの成功により、二番目の場所を探すにあたって、テーマパーク周辺の環境も含め完全にコントロール下におきたい(カリフォルニアではテーマパーク客を狙ったいろんな商店が乱立したとか)、というウォルト・ディズニーの強い意志の元、なーんにもない広大な湿地帯だったOrlando郊外の土地を買占め、建設場所としたとか。

カリフォルニアのDisneyではあるお客さんが、高速道路の渋滞が遠くに見えたため、早く帰ろうという気分になった、という話があったとか。現実を少しでも忘れられる場所、としてのテーマパークの存在意義を重視した結果の場所選択だったようで、実際行ってみて「よくここまでやるなあ・・」というのが素直な感想です。


歴史はさておき、東京ディズニーランドとどうしても色々と比較してしまうのだけど、結論から言うとやっぱり東京はすごい。あの敷地で働いている人と接していると本当に別世界に来たような気分にさせられる(あんなに感じのいい人は現実世界にはいない!)けど、ここアメリカのテーマパークはそうでもない。(アメリカ人基準で行けばめちゃめちゃ愛想がいいのは間違いないが。)さらに、働いている人の平均年齢が高い(もちろんダンサー除く。売店とかの人はたいてい50歳以上)のがとても印象的だった。(ひょっとして組合が強い?)


まったく勝手な私見だけど、正直、ディズニーの人たちはやっぱり若いお兄さんお姉さんのほうがいい。年齢差別をする気はまったくないけど、やはり年配の方は顔に彫りこまれた年輪が現実世界の厳しさ複雑さを意図せず自然とを訴えかけてきてしまう気が。


(歴史ネタの出典)
http://en.wikipedia.org/wiki/Disney_World