December 9, 2006
Verizon Hall

The Philadelphia Orchestra
Ivan Fischer, conductor

STRAUSS Festival Prelude, for organ and orchestra
STRAUSS Also sprach Zarathustra
DVORAK Symphony No. 8


フィッシャーはハンガリー生まれの指揮者で、自分で立ち上げたブダペスト祝祭管弦楽団を率いる人として有名。今回はフィラデルフィアオケの定期演奏会への出演。

フィッシャーを聴いたのはこれで二回目。前回は去年、2005年10月にあったサントリーホールでの公演(マイスキーも出演)。この時のブラームス2番の好演が忘れられずチケットを購入してしまいました。


今日の最高の演奏は、ドボルジャークの8番。これまで何度か演奏会で耳にしている曲なんだけど、「こんなにすばらしい曲だったの??」と感激しました。いやはや、すばらしいオケと指揮者がそろうとこういうことになるんだな、ということを改めて実感。

この人が演奏すると何でもハンガリーっぽくなる、、、という人がいるけど、ドボルジャークに関してはチェコの人であり、チェコハンガリーの区別のつかない僕には、とにかく東欧っぽい雰囲気に聴こえました。

終演後、サイン会をやっていたので思わずCDを購入してサインしてもらいました。「鬼才」と形容される独特の指揮振りからは想像できない、穏やかで柔らかな雰囲気の方だなと思いました。