Mendelssohn Club

2006/11/17 @ Girard College Chapel

"Carmina Burana" by Carl Orff
"Fortuna" by Jan Krzywicki (委嘱作品・初演)

Carol Chickering, soprano
Dana Wilson, tenor
Dimitrie Lazich, baritone
Temple University Music Preparatory Children’s Choir

Leah Stein Dance Company
Mendelssohn Club


今日はフィラデルフィアでは歴史の長いアマチュア合唱団(1874年設立!)の演奏会に行ってきました。
曲はカルミナ・ブラーナ。誰でも聴いたことのある出だしで始まる曲です。
これを今日は教会(といっても日本のものからは想像しにくいくらいものすごくでかい教会)で、さらにモダンダンスとともに共演するという演出。演奏はピアノ二台とパーカッション。

どんなものかと思っていたけど、感想はとてもポジティブ。そもそもこの曲ってとてもモダンダンスとの組み合わせがとても良いのではないかと思いました。長大な曲なだけに、飽きさせないという意味でも。今日の振り付けはこれがPremierだったとのことだけど、おそらくこれからも色々と演奏・演技されるんだろうと思います。

ソリスト陣も完璧な演奏でとても感動しました。特にソプラノはすばらしかった。教会に響きわたる声に感動しました。

それにしても、ある意味「所詮」アマチュア合唱団なのに、これだけのセットで(ソリストはトッププロレベル、舞台照明などの機材を教会に持ち込んでの大掛かりな舞台設営、ほぼフルセットのパーカッション、などなど・・)演奏会を実施し、さらにざっと数えただけでもお客さんは500人くらいはいた感じ。この演奏会を、2日連続で2回行えるだけの資金力および集客力があることにはびっくり。
日本とはやはり音楽に対する世の中の人たちの平均的な関心の高さに大きな差があるなあ、と実感されられました。


・・終演後は、この公演を紹介してくれたクラスメート(ユーゴスラビア人)とその友達たちと交流。ベラルーシ出身の女性歌手と知り合いに。クラスメートのおかげで音楽人脈が色々と広がっていくのがとてもうれしいです。