2006/11/15 @ The Academy of Music
Opera Company of Philadelphia
Cinderella
by Gioacchino Antonio Rossini

Ruxandra Donose -- CINDERELLA
Lawrence Brownlee -- DON RAMIRO
Kevin Glavin -- DON MAGNIFICO
Daniel Belcher -- DANDINI
Richard Bernstein -- ALIDORO
Kiera Duffy -- CLORINDA
Leslie Mutchler -- TISBE
Corrado Rovaris -- Conductor
Davide Livermore -- Director

地元フィラデルフィアのオペラに行ってきました。
歴史の街だけあって、このオペラハウス「Academy of Music」も全米最古のオペラハウス。古く趣のある建物でした。音響は、まったく響きがない・・!という感じで、歌い手は大変なのではないか、という感じだったけど。

実はクラスの友達が、元このオペラ団体に勤務していたということもあって、今日はその彼女が交渉してくれたおかげでチケット半額での鑑賞。珍しく一階席をゲット。さすが、もと勤務してただけあって、ベスト中のベストとも言える席配置にはとても満足。

演奏は、そんなに頻繁に演奏される演目でもない「シンデレラ」。ただ、それがもったいないと思えるくらい、すばらしい音楽で満たされたオペラでした。
とりわけ、モーツァルトのオペラみたいに重唱がずーっと続いて、転調を交えながらどんどん場面が展開していくような部分が多くて、音楽に運ばれて川くだりをしているような、そんなスピード感と起伏に富んだ演奏でした。

でも、今日の一番のポイントは、現代的な演出。ソプラノとメゾソプラノの姉妹が水着で舞台に出て歌うシーンにはびっくり。マジかよそのスタイル・・・(やせ型とぽっちゃり(日本人基準だと肥満)型・・。そこがまた演出にあってて絶妙)。また、舞台装置がすごかった。テレビ画面みたいなのが3つ宙に浮いて、舞台で演奏が行われている背後で絶妙の動画を流して場面説明をしたり。オペラというよりはミュージカル?という感じの仕上がりになってました。会場は終始笑いの渦でした。


・・さて、オペラの後はせっせと予習。(オペラハウスが徒歩2分というのがとても助かります。)頭痛薬を飲みつつ、リーディングにいそしむ・・と自然に眠くなります。結局翌日早朝に起きてまた続きをやったのですが、今日はケースの読み込みが完了しないまま授業へ・・。cold callされなかったから良かったけど・・・。疲れが出てきた今日この頃です。