November 10, 2006 @Verizon Hall

The Philadelphia Orchestra
Rafael Frühbeck de Burgos, conductor
Women of the Philadelphia Singers Chorale, David Hayes, music director


ALBÉNIZ Excerpts from Suite española
DEBUSSY Nocturnes
RESPIGHI The Fountains of Rome
STRAVINSKY Suite from The Firebird


3日連続のコンサートは少し疲れました。
が、フィラデルフィアオケの定期はこれで3回目だけど、今までで一番いい演奏が聴けた気がしました。指揮者がすばらしかった。

Rafael Frühbeck de Burgos氏は1933年スペイン生れの指揮者。ウィーン交響楽団音楽監督、ドイツベルリンオペラの主席指揮者を歴任し、今はドレスデン管弦楽団音楽監督をしている方。結構な高齢で、指揮台に向かって歩く姿はかなりおじいさんなんだけど、音楽が始まるとびっくり。高齢な方にありがちなまったり感とは無縁のとても生き生きとした演奏でした。

指揮者が違うとこんなにもオケの響きって変わるんだなあ、と実感。

この方、読売交響楽団の名誉指揮者でもあるらしいので、機会があったらぜひコンサートに足を運んでみてください。たぶん後悔しないと思います。

また、選曲のバランスがよくてとても気持よい時間を過ごしました。レスピーギの「ローマの噴水」(1916) は、特にすばらしかったです。作曲を管弦楽法で知られたリムスキーコルサコフに学んでて、美しいオーケストレーションで知られる人・・というのを今調べて知ったのですが、ちょっともう少し色々と聴いてみたくなりました。


次は来週のオペラ「シンデレラ」です。