Wednesday, November 1, 2006 | 8:00pm
Verizon Hall

Bavarian Radio Symphony Orchestra
Mariss Jansons, conductor

SHOSTAKOVICH: Symphony No. 6
BEETHOVEN: Symphony No. 7

久々に!という感じのすばらしいコンサートでした。
Bavarianシンフォニーは、ミュンヘンを拠点とする有名オケで、今年のウィーンフィルのNew Year concertを指揮したマリス・ヤンソンスが2003年からChief Conductorをしています。

去年の秋にはヤンソンスとともに日本ツアーをしていて、そのときはショスタコの5番とベトベンの7番を聴いたのですが、正直ベトベンのほうがピンとこなかった、、という記憶だったのですが、今日は違いました。

なんというか、ヤンソンスはあまり奇をてらわないで、オケをがんがん引っ張るというよりは、オケがしっかり鳴るように自然に誘導する感じだな、と感じました。ベトベンは多くの指揮者の演奏よりもゆっくりめのテンポで始めて、「もっとがんがんいきたい!」というパワーが自然にオケからわき上がってくるのをうまくコントロールして、ここ、というところでも息切れすることなくすごく自然にかつきれいに音がなっていたのが印象的でした。4楽章が終わったときには多くの人が自然発生的に立ち上がってスタンディングオベーション・・・

・・素人に音楽のことを言葉で描写する資格はない・・と思いつつ、ついつい感じたことを書きなぐってしまいました。


皆さん、ヤンソンスはいいです。機会があったら是非聴いてくださいね。
(確か今年も日本に行くはず。しかも名門コンセルトヘボウと。)