1/1/2007
landes-theater Eisenach

Neujahrskonzert

Dirigent: GMD Tetsuro Ban

Program --> 30日の日記参照



元日はアイゼナハの歌劇場にてニューイヤーコンサート
後半はウィンナ・ワルツ、ポルカでのりのり。

同じ曲目での年末コンサートを聴いていたのだけど、たった2日でこんなにオケの音が変わるのか・・というくらい今回の演奏は立派だった。新年ということでテンションが違うこと、本番を一回経て演奏がより熟してきたことが要因なのかな。個々の演奏者の技術が二日間で向上するようなことはないわけで、これが「アンサンブル」の面白いところなんだな、と思った。

クライマックスは、人生初めて見た「全員スタンディングオベーション」。涙ぐんでいるお客さんもいて、こちらも思わず感激。ここ3年阪さんはこのオケでnew yearを振っているらしいのだけど、さすがにこんなにたくさんの人が立ったのは初めてらしい。そもそも、3年前に阪さんがゲスト指揮者としてNew-yearに立ったときにこのオケ至上初めて立つ人が出たとのことで、指揮者がオケや客にすごく受け入れられていることが良く分かった。たぶん音楽監督に就任してから年々オケの演奏が向上しているのだろうな。

4日間連続で毎日歌劇場に足を運んで同じオケの演奏を聴いていると、色々な発見があってとても有意義な経験でした。また、日ごとに町や人、そしてオケのメンバーに愛着を感じていく自分がいて、とても不思議な気分でした。

さて明日はいよいよ7年ぶりのロンドン。学部留学時代を回想する旅です。