東京アマデウス with ゲルハルト・ボッセ

2009年11月23日
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
指揮:ゲルハルト・ボッセ

プログラム

ベートーヴェン レオノーレ序曲 第3番
ハイドン 交響曲第99番 変ホ長調 Hob I-99
メンデルスゾーン 交響曲第3番 イ短調スコットランド」 Op.56

東京アマデウス管弦楽団は、元東大のオケ部出身者を中心としたオーケストラ。アマチュアとはいえ、大御所指揮者を招いての演奏会。実際聴いて見て、演奏の上手さにびっくり。弦のパートの安定感もさることながら、表現力豊な演奏を聞かせてくれる木管部隊も凄い。失礼ながら、期待値が低かったこともあるかも、だけど、演奏に引き込まれてすっかり感激して帰ってきた。

とりわけ、「スコットランド」は、やはり80歳を超えるボッセの指揮と、社会人として様々な経験をつまれた50代、60代のメンバーも多いオケによる味わい深い演奏が組み合わさって、なんとも、すばらしい演奏だったと思う。また、ミューザ川崎という、音響の良いホールだったこともあってか、オケのすべての楽器が綺麗に響いて、曲そのもののオーケストレーションのすばらしさを再認識することもできた。川崎というのが難だけど、東京交響楽団の定演とか、もっと聴きにきてみたいなと思った。