ダニエル･ハーディング／新日本フィル

12月27日（土）14:00開演　東京芸術劇場大ホール
新日本フィルハーモニー交響楽団
指揮：ダニエル・ハーディング

ドヴォルザーク：序曲「謝肉祭」op.92
エルガー：愛のあいさつ op.12
ヴェルディ：歌劇「運命の力」序曲
ドヴォルザーク：スラブ舞曲 op.72 第7番
ドヴォルザーク：交響曲第9番ホ短調op.95 「新世界より」

ダニエル･ハーディングの指揮は、様々なところに新規さを感じさせる解釈がちりばめられていて、なるほどさすが、の一言。
ただ残念だったのは、（おそらくチャリティコンサートだったからか）彼の意図したことが必ずしもオケとシェアされてなかったように聴こえたところ。ダニエル･ハーディングはかなり細かい指示を出していたけど、オケの動きが重くて、まるでどろどろの水の中で泳いでいるような印象。なにげにフィラデルフィアから帰ってきてはじめてのオケだったのだけど、やはりいろんな意味で違いを感じてしまったのが残念だった。